□ はじめに 皆さん、こんにちは。「インテックス大阪」は、西日本最大の国際展示場として広く知られています。総面積約120,000㎡の敷地には、西ゲートに位置するインテックスプラザやスカイプラザを中心に、センタービルと6つの展示館が配置されています。それぞれの展示館は、約5,000㎡から約10,000㎡までさまざまなサイズのゾーンに分けられており、柱のない広々とした空間も提供しています。これにより、イベントの規模や内容に応じて最適な会場を選ぶことができます。※国際交流を推進する拠点「インテックス大阪」航空写真 © INTEX OSAKA真の魅力は、その規模の大きさにとどまりません。インテックス大阪は多種多様なイベント開催能力を誇ります。6つの展示館を持ち、大規模なイベントから中小規模のイベントの同日開催まで、幅広いニーズに対応できるフレキシビリティがあります。さらに、VIPルームや複数の会議室など、多彩なスペースも用意されており、セミナーやレセプション、社内研修会、控室など、多目的に利用することができます。ゲストの交流スペースとしても非常に便利です。インテックス大阪は、「Saibos 2012 大阪」などの国際会議から「食博覧会」など一般向けイベントまで、西日本最大の敷地面積を活かし多種多様な大規模イベントを開催してきた実績があります。1985年の開業以来、のべ来場者数約1億人、イベント総数約3,000件を安全に運営してきた経験をもとに、主催者をサポートしています。この記事では、インテックス大阪の魅力を詳しくご紹介します。皆様のビジネスを広げるための展示会場選びの参考になれば幸いです。ぜひご一読ください。1. 「インテックス大阪」70年史 ~日本初の国際見本市から西日本最大の展示場へ 「インテックス大阪」(大阪国際見本市会場)は、大阪市住之江区の咲洲に位置する国際展示場で、一般財団法人大阪国際経済振興センターが運営しています。名称の「インテックス大阪」(Intex Osaka)は、「International Exhibition Center」の略です。※総展示面積7万㎡を持つ西日本最大の展示場「インテックス大阪」東ゲート © INTEX OSAKAインテックス大阪の歴史は1954年4月に遡ります。この年、日本初の国際見本市「日本国際見本市」が大阪市港区の会場と大阪国際見本市会館で開催されました。これがインテックス大阪の起源です。翌年は東京で開催され、その後、国際見本市は隔年ごとに東京と大阪で交互に開催されました。1956年に大阪市は初の見本市会場として港会場と隣接する大阪市立運動場に大阪国際見本市港会場1号館を設立しました。その後1959年に2号館、1968年に3号館が続いて設立され、見本市会場は徐々に拡大しました。現在の場所に移転するまで、これらの施設は大阪における大型見本市の主要拠点として機能していました。1985年、見本市会場は現在の住之江区咲洲に移転し、「インテックス大阪」として新たに開場しました。施設構成も特徴的で、「インテックスプラザ」(ドーム状の屋根空間)と「スカイプラザ」(開放的な空間)という広場を中心に、1号館から6号館まで「コ」の字の形に6つの展示館が配置されています。インテックス大阪は敷地面積128,986㎡、延床面積132,709㎡、総展示面積70,000㎡を誇ります。総展示面積では東京ビッグサイト(東京都)と幕張メッセ(千葉県)に次いで国内第3位、西日本では最大です。所在地は大阪市住之江区南港北1-5-102です。この充実した施設と広大な敷地のおかげで、インテックス大阪は国内外から多くの参加者を引きつけ、多岐にわたるイベントの開催地として高い評価を受けています。 2. 「インテックス大阪」を彩る注目イベント ~自動車、バイク、そして国際会議 (Ⅰ) 大阪モーターショー(OSAKA MOBILITY SHOW)大阪モーターショー(略称:OMSや大モ)は、1999年から2年ごとに開催されている西日本最大のモーターショーです。1999年と2001年は大阪輸入車ショーと共同開催されましたが、2003年からは単独開催となりました。かつては1980年に「大阪国際オートショー」が単発で開催されました。このショーは、トヨタ自動車のプロトタイプ車「EX-8(後の初代ソアラ)」のお披露目のために行われたと言われています。テレビ大阪が実行委員会に関与しており、同局が主催する関連イベントも行われることがあります。2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止されましたが、大阪モーターショー実行委員会は、2023年12月の4日間、インテックス大阪で「第12回大阪モーターショー」を4年ぶりに開催しました。このイベントでは、Japan Mobility Showでも人気のコンセプトカーや最新モデル、話題のEV車、バイクなどが一堂に集まりました。国産車、国産二輪車、輸入車、輸入二輪車など、計39ブランドが出展し、Japan Mobility Showでは見られない輸入車ブランドも参加しました。その他、一般展示や同時開催企画など、計231社・団体がインテックス大阪全館を利用して展示を行い、クルマの今と未来を紹介しました。4日間の開催で、250,667名が来場しました。英文表記は「OSAKA MOBILITY SHOW」です。 (Ⅱ) 大阪モーターサイクルショー(The OSAKA MOTORCYCLE SHOW)大阪モーターサイクルショーは、日本二輪車普及安全協会が主催する、関西最大級のモーターサイクルイベントです。このイベントはモーターサイクル産業の振興と健全なモーターサイクル文化の普及・育成を目的としており、2023年で40回目を迎えました。関西圏での最大級のイベントとして、多くのモーターサイクル愛好者や業界関係者が集まる場となっています。このイベントでは、世界中の主要なモーターサイクルメーカーが最新モデルや人気モデルを展示しています。さらに、各種モーターサイクルアクセサリーや関連製品が紹介されることで、来場者は新たな発見や感動を体験することができるでしょう。屋内外では様々なバイクイベントやデモンストレーションが行われ、実際にバイクを体験する機会も提供されています。2025年の大阪モーターサイクルショーは3月21日(金)から23日(日)まで、インテックス大阪で開催されることが決定しました。このイベントは春の訪れとともに開催され、大阪、東京、名古屋の順での開催が通例となっています。そのため、大阪モーターサイクルショーでは日本初公開となる新型車両をいち早く見ることができる貴重な機会となっていますので、気になるニューモデルを一刻も早く見たいという方は初日に訪れることをおすすめします。 2024年3月に開催された第40回大阪モーターサイクルショーでは、公式の入場者数が72,884人、出展社数が134社と大変な盛況でした。このイベントはモーターサイクルの魅力や最新技術に触れる場を提供し、多くの人々にとって感動と発見の場となっています。是非、多くの方に訪れていただきたいイベントです。 (Ⅲ) 第14回20か国・地域首脳会合(2019 G20 Osaka summit) 第14回20か国・地域首脳会合(G20)は、2019年6月28日から29日に「インテックス大阪」(大阪国際見本市会場)で安倍総理を議長として開催されました。この会合は「金融世界経済に関する首脳会合」と正式に呼ばれ、日本で初めて開催されたG20首脳会合でした。このG20サミットには、G20メンバー国に加え、8つの招待国と9つの国際機関の代表が参加しました。これは日本国内で開催された史上最大規模の首脳会議となりました。日本が初めて議長国を務めるこのG20サミットにおいて、主要国のリーダーたちが一堂に会し、共通の課題に対する解決策を模索しました。サミットでは、主要な世界経済の課題に団結して取り組む姿勢を打ち出し、グローバル化による変革への不安や不満が高まる中で、議長国としてのリーダーシップを発揮しました。自由貿易の推進やイノベーションを通じた経済成長の促進、格差への対処、環境問題への貢献など、多くの分野で力強い意志を「大阪首脳宣言」としてまとめました。また、安倍総理は、自由で公正かつ無差別な貿易体制の維持・発展の重要性を強調し、データの自由な流通を含むデジタル経済のルール作り、海洋プラスチックごみ対策の「ビジョン」の共有、女性のエンパワーメントなどの諸課題について、G20として一致していることを強くアピールしました。 □ さいごに この記事では、「インテックス大阪」をご紹介しました。「インテックス大阪」は、西日本最大の国際展示場として、その圧倒的な規模と多様なイベント開催能力で多くの関心を集めています。1954年に日本初の国際見本市から始まり、現在に至るまでの長い歴史を誇ります。そして、数々の大規模イベントや国際会議を通じて、日本国内外から多数の参加者と来場者を迎え入れる場所となっています。特に、大阪モーターショーや大阪モーターサイクルショーなど、自動車・バイク関連のイベントはその代表格であり、最新の技術やトレンドを体験できる場を提供しています。また、2019年のG20大阪サミットのように、国際的な意義を持つ会議の開催地としても重要な役割を果たしています。インテックス大阪の魅力は、単にその規模だけでなく、柔軟かつ多目的に利用できる施設と、大小さまざまなイベントに対応できる広大なスペースと設備を備えており、ビジネスの拡大や新しい機会を創出するための最適な場所です。ビジネスの展開や新たなパートナーシップを模索する際、インテックス大阪のような展示場の選定は重要です。ぜひ今回の記事を参考に、インテックス大阪の持つ多彩な可能性を検討してみてください。皆様のビジネスが一層発展するための一助となれば幸いです。 株式会社ピーク・ワンは、イベントマーケティングを次のステップへ進化させたい企業様に豊富な実績を基にしたサポートを提供しております。また、イベント受付管理システム「レジスタ」や事務局支援クラウド「セクレタ」といったシステムも提供しております。当社が提供するイベントDXサービス「FrontDeskシリーズ」では、イベント受付からリード獲得までをサポートするさまざまなソリューションを展開しています。特に、「レジスタ」は展示会での来場者情報取得を支援する受付管理ソリューションであり、オプション機能の「Quick Lead」「Quick Flyer」「Quick Check-in」を活用することで、最新の展示会マーケティングをタイムラグなく実現します。さらに、株式会社ピーク・ワンには数多くの企業イベントの受付を構築してきたプロが在籍し、展示会イベント受付オンサイトサポートサービス「受付の達人」も提供しております。当社は30年以上の経験とノウハウを活かし、貴社のイベントを成功へと導きます。トラブルの未然防止、スムーズな受付運営、そして参加者一人一人に最良の体験を提供することで、イベント成功の第一歩を確実にサポートいたします。また、多言語に対応したイベントプロデューサーもおりますので、グローバルなイベントにも柔軟に対応(⽇英を含む世界5ヵ国の⾔語にネイティブ対応)可能です。「海外のエグゼクティブやVIPを招いてイベントを⾏いたい」「各国の⽂化や商習慣に合わせてのプランニングが必要」「事務局業務から旅行⼿配までトータルで対応して欲しい」などのご要望があれば、ぜひご検討ください(Global Team 特設サイトはコチラ)。※無料相談はGlobal Team 特設サイトでお申込みいただけます。株式会社ピーク・ワンのサービスの詳細を記載した資料はすぐにダウンロードいただけます。お問い合わせは弊社までお気軽にご連絡くださいませ。