□ はじめに 皆さん、こんにちは。「東京国際フォーラム」は、東京都心のビジネス・商業の中心地である丸の内に位置し、その象徴的な存在感で広く知られています。東京を代表するランドマーク「東京国際フォーラム」© TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD特に「ガラス棟」と称される巨大な舟形のアトリウム空間は、訪れる全ての人々を一瞬で魅了します。この印象的な施設は、世界的に著名な建築家ラファエル・ヴィニオリ氏の設計によるもので、日本初の国際建築家連合(UIA)公認国際コンペで選ばれました。1997年1月10日の開業以来、東京を代表するランドマークの一つとしてその輝きを放ち続けています。ラファエル・ヴィニオリ氏設計「東京国際フォーラム」© TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD敷地面積約27,000㎡、延床面積約145,000㎡を誇るこの大規模な施設は、あらゆる面で訪れる人々を圧倒します。「東京国際フォーラム」は、総合的な文化活動の拠点、情報の交流と創造の拠点、そして国際交流の拠点という3つの重要な機能を持っています。開業以来、多くのイベントや交流の場として利用され、年間で約2,300万人が訪れ、約4,000件のイベントが開催される非常に活気あるMICE(Meeting, Incentive, Convention, Exhibition)の中心地となっています。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは建物全体が二つ星、ガラス棟が三つ星に指定され、その美しさと独自性が世界中で高く評価されています。その影響で、「東京国際フォーラム」は東京を訪れる多くの観光客や写真愛好家にとって必見のスポットとなっています。東京を訪れる際には、この美しい建築を堪能してはいかがでしょうか。訪れる全ての人々を一瞬で魅了する美しさと独自性 © TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTDこの記事では、「東京国際フォーラム」の魅力をご紹介したいと思います。皆様のビジネスを広げるための展示会場選びの参考になれば幸いです。ぜひご一読ください。1. 「東京国際フォーラム」:歴史と現代が融合する壮大なアート空間 「東京国際フォーラム」は、JR有楽町駅から直結しており、地下鉄の出口からも迷うことなく訪れることができます。JR東京駅からも徒歩圏内です。ガラスホールに入ると「太田道灌像」に出会います。この銅像は、1958年(昭和33年)の開都五百年を記念して彫刻家の朝倉文夫氏が制作し、この地にあった東京都庁舎の前庭に設置されました。道灌像は、腰に大刀を佩き、小刀と扇子を差し、左手に弓を持った姿で立っており、江戸城の方を見つめています。「東京国際フォーラム」が建設された場所は、旧東京都庁舎の跡地で、その設計は日本で初めて行われた国際公開コンペを通じ、世界的に著名な建築家ラファエル・ヴィニオリ氏によって手掛けられました。建物内は、全長207メートル、高さ60メートルの壮大な吹き抜けが特徴で、スロープやエレベータで最上階まで快適にアクセスできます。特にガラス棟の吹き抜けホールは「船」を題材に設計されており、外観と内部の船骨のような構造が印象的です。また、建物の曲線は山手線の曲線と平行しており、その設計の巧妙さが感じられます。さらに、中庭のような広場が配置され、全体として壮大かつ開放感のある空間を演出しています。天井を仰ぐアングルは特に魅力的で、船の底を見上げるような独特の構造がアートな写真を撮るのにぴったりです。最上階のラウンジからは東京駅周辺の街並みを一望できます。地下1階のロビーギャラリーは、音が反響しない設計がなされており、まるで無音の海底にいるような独特の静寂を体験することができます。設計の巧妙さ ~山手線と平行した建物の曲線 © TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD「東京国際フォーラム」は、ガラス張りの美しさに加えてスリットの壁など細部にもデザインのこだわりが見られます。多くのエリアが開放されており、遅くまで営業しているため、時間を気にせずに訪問できるのも魅力の一つです。特に、夕方から夜にかけて訪れるとガラス張りの美しい光景を楽しむことができ、おすすめです。建物の細部にも宿るデザインへのこだわり © TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD「東京国際フォーラム」は、その壮大な建築と便利な立地から、観光や写真撮影、またはちょっとした散策にも最適なスポットです。訪れる際には、その魅力を存分にお楽しみください。 2. 「東京国際フォーラム」:音楽の祝祭 ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 「東京国際フォーラム」は東京の顔として、多様な催事やイベントを開催する総合的文化情報施設です。施設内では、地域や社会に貢献する魅力的なイベントを展開する「主催事業」も行われており、その一環で「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」が開催されています。「ラ・フォル・ジュルネ」は、1995年にフランスのナントで始まったクラシック音楽祭です。その名が示す通り、特にエキサイティングなイベントとして知られています。この音楽祭の特徴的な点は、入場料が6〜30ユーロ(約900円〜4,500円)と非常に手頃であることです。これはアーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタン氏の「一流の演奏を気軽に楽しんでもらい、新しいクラシック音楽の聴衆を育てたい」という意向を反映したものです。その結果、来場者の約6割がクラシックコンサート初体験者で、子どもたちの参加も多いです。このユニークなコンセプトが評価され、音楽祭は国外にも広がりました。2005年に「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として東京に上陸し、2007年には来場者数が100万人を超えました。さらに、2018年からは音楽祭の名称を「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」に変更し、ロゴマーク制作にクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和氏を起用しました。2023年までに累計来場者数は884万人に達し、世界最大級の音楽祭に成長しました。これにより、クラシック音楽の敷居の高さを感じることなく、多くの人々を魅了し続けています。しかし、2020年に予定されていた15周年の際には、新型コロナウイルスの影響で開催が中止され、その後も感染再拡大により一時的に開催が見合わせられました。それにもかかわらず、多くのファンや関係者からの温かい支援を受け、2023年5月には4年ぶりに開催が実現しました。 □ さいごに この記事では、「東京国際フォーラム」を紹介させて頂きました。「東京国際フォーラム」は、その壮大な建築、美しいデザイン、便利な立地で、東京を訪れる多くの訪問者やビジネス関係者を魅了し続けています。「東京国際フォーラム」地上広場 © TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD「東京国際フォーラム」は、展示会場や最大5,000席を超える劇場型スペースなど、エンターテインメントから国際会議まで多様なニーズに応える高品質な空間を提供しています。「東京国際フォーラム」ホールA © TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD施設は、8つのホール、31の会議室、巨大なガラスのアトリウムなど多岐にわたる構成で、それぞれが独自の個性と特色を有しており、多種多様な用途に柔軟に対応できるのが特徴です。全館を利用した大規模なイベントや、ホール間や会議室との複合利用による一体感を創出できるのも、コンベンション&アートセンターとしての「東京国際フォーラム」ならではの強みです。「東京国際フォーラム」ホールB7 © TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD読んでいただき、ありがとうございました。この情報が参考になれば幸いです。皆様のビジネスの成功や充実したイベント体験を心から願っております。株式会社ピーク・ワンは、イベントマーケティングを次のステップへ進化させたい企業様に豊富な実績を基にしたサポートを提供しております。また、イベント受付管理システム「レジスタ」や事務局支援クラウド「セクレタ」といったシステムも提供しております。当社が提供するイベントDXサービス「FrontDeskシリーズ」では、イベント受付からリード獲得までをサポートするさまざまなソリューションを展開しています。特に、「レジスタ」は展示会での来場者情報取得を支援する受付管理ソリューションであり、オプション機能の「Quick Lead」「Quick Flyer」「Quick Check-in」を活用することで、最新の展示会マーケティングをタイムラグなく実現します。さらに、株式会社ピーク・ワンには数多くの企業イベントの受付を構築してきたプロが在籍し、展示会イベント受付オンサイトサポートサービス「受付の達人」も提供しております。当社は30年以上の経験とノウハウを活かし、貴社のイベントを成功へと導きます。トラブルの未然防止、スムーズな受付運営、そして参加者一人一人に最良の体験を提供することで、イベント成功の第一歩を確実にサポートいたします。また、多言語に対応したイベントプロデューサーもおりますので、グローバルなイベントにも柔軟に対応(⽇英を含む世界5ヵ国の⾔語にネイティブ対応)可能です。「海外のエグゼクティブやVIPを招いてイベントを⾏いたい」「各国の⽂化や商習慣に合わせてのプランニングが必要」「事務局業務から旅行⼿配までトータルで対応して欲しい」などのご要望があれば、ぜひご検討ください(Global Team 特設サイトはコチラ)。※無料相談はGlobal Team 特設サイトでお申込みいただけます。株式会社ピーク・ワンのサービスの詳細を記載した資料はすぐにダウンロードいただけます。お問い合わせは弊社までお気軽にご連絡くださいませ。